こんにちは、正楽です。
今回は保護者からのクレームをなくそう第四弾「学級通信」です。
学級通信はどれぐらいの頻度で出しますか。毎日、週1、2週に1回、行事の都度、月1など様々かと思います。
なんせ学級通信を出そうと思うと結構時間がかかるので重い腰を上げないといけませんよね。昔、隣の先生は毎日出していました。よくもまぁそんなに書くことがあるなと思っていましたけど、それがその先生のワークスタイルだったのでしょう。とても真似できませんが、学級通信を頻繁に出す先生に悪い先生はいませんでした。
そこで、改めて親目線で学級通信の効果をおさらいしましょう。
学級通信のメリット
・子どもの様子が分かる。
中学生になると、特に男子は親との会話が減ります。親にとってみれば子どもがどんな学校生活を送っているのか気になるところですが、喋らないので分かりません。毎日授業参観をやっているわけではありませんから。そこに学級通信があると、学校の様子が分かり、話のタネにもなります。
・子どもが褒められる。
学級通信には基本子どもの悪いところは書きません。いいところを取り上げて書きます。みんなに配られるお便りで自分の子どもが褒められて悪い気のする親はいないでしょう。プラスにしか働きません。
・担任の指導方針が分かる。
コロナ禍だから尚更効果を発揮するのが、指導方針の記載です。学級懇談会がなかった学校もあるでしょう。担任がいまひとつどんな先生か分からないままスタートをきった学校もあるでしょう。そんな時に学級通信で、指導方針を載せることで「あ、そういうことを大事にする先生なんだな。」と分かります。すると、今まで「なんで席替えをしないんだろう」とか「教科書を持ち帰らせないんだろう」とぼんやり疑問に思っていたことが、担任が意図してやっていることだと気づきます。指導の好き嫌いはあるかもしれませんが、理解はしてもらえます。勘違いからの余計なクレーム紛いの問い合わせは格段に減るでしょう。
分からないものは怪しい・嫌い
人間、自分分からないものや詳しくないことには疑念や嫌悪を抱くものです。食べたことないのに、なんか不味そう。やったことも勉強したこともないのに、なんか怪しい。株や投資がいい例です。なんか騙されそうとか怪しいと思ったことありませんか?よく知りもしないのに。知らないからそういう感情が出てくるのです。
ナウシカも言っています。「ほら、怖くない。怯えていただけなんだよね。」深い言葉ですよね。言うなれば、保護者をテト状態からの脱却させてあげればいいのです。
毎回A4びっしり書く必要はありません。たまには、ネタがなければA4の半分でもいいと思います。出すことが大事。続けることが大事。
また、明日から頑張ろ!
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