ブックレビュー「反応しない練習」

書評

こんにちは、正楽です。

今回ご紹介するのは、草薙龍瞬著「反応しない練習」〜あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」〜

何か澄み渡るような表紙にひかれ、そしてブッディストの1人である正楽には興味がそそられる題名でした。

買ってから3ヶ月ぐらいほったらかしていたのですが、少々仕事でもやっとしていたので、そういえばとこの本を読むに至りました。

「ブッダの」と書いてある時点で、何か宗教的なスピリチュアルな感じがしますが、そんなことは一切ありません。ブッダのお言葉を引き合いに出しているだけで、悩みのある人には有益な書籍であると思います。

完結に一言で言いますと、「悩みには原因があり、原因がある以上解決できるよ」という本です。

悩みってなんか漠然としていますよね。だからなんとなく尾を引くし、考え事をしていても集中できない状態になります。あまり心がいい状態とは言えませんよね。

だから、悩みを「理解」するところから始めましょうというのが、最初の提案です。

悩みを理解しようとすると、行き着く原因は「求める心」だというのです。

この求める心というのは、7つの欲求に分類されますが、1番厄介なのが「承認欲」(認められたい!)です。

え、正楽なんて常に「認められたい」と思っていましたから、まさに 「the 承認欲」

ですが、「それ不要です」というのです。

承認するのは他人。他人の心は変えられない。だから反応する(認められたいと思う)だけ無駄じゃ?ということです。

これだけでも価値があると多います。

その上で、幸せに生きるヒントをくださっています。

最高の納得を人生に。

なんでもかんでも判断しない、反応しない。有益だと思うことに反応し、自分の人生にOKを出しましょう。

アドラーを一躍有名にした「嫌われる勇気」と関連したところがありますので、合わせて読むと理解が深まるかも。

さ、無駄なことに反応せず、自分を肯定し、自分の人生を歩んでいきましょう。

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