こんにちは、正楽です。ビションフリーゼとトイプードルのミックス犬♀2歳8ヶ月のパパです。
愛犬を迎えて1年目は、飼い主さんが可愛さにメロメロになっている時期ですよね。何事も最初が肝心と言いますが、飼い主さんとわんちゃんとの関係も最初が大切です。わんちゃんが落ち着いて行動できるように、きちんと飼い主さんがリードできるように体験談を交えながらお伝えしたいと思います。
名前を呼んで見つめ合う
若かれし頃を思い出してください。彼氏彼女と名前を呼び合った経験ありませんか。「あー君」「みーたん」みたいな。側から見ているとケツの穴がかゆくなるようなシーンです。すみません、言葉選びが下品でした。友人が韓国の恋愛ドラマを見て「あんなん見てたらケツの穴かいなるわ!」っと言っていたので、面白くて使わせてもらいました。
さて、本題に移ります。愛犬ちゃんとは、暇さえあればどんどんしてください。わんちゃんは呼んではくれませんが、代わりにうるっとしたお目々で見返してくれます。愛犬と目を合わせるしつけになります。実はこれ、しつけにもなるのですが、オキシトシンというホルモンが分泌されるので、お互いが幸せを感じることができます。
ごほうびを持ちながらやるとより効果的で効率的です。最初はごほうびに目がいくかもしれませんが、ごほうびを顔の近くまで持っていくことで目を合わせるようにしましょう。ちゃんと目があったら、ごほうびをあげます。目が合わないのにごほうびを与えてしまうと、「こんなもんでいいんや」という思ってしまいます。わんちゃんの中で、「名前を呼ばれた!」→「きちんと目を合わせる」→「ごほうびゲット!」にしてあげましょう。
くっついて歩く
思い出してください。花火大会に行った帰り道。混雑した道を肩を寄せ合いながら帰りましたよね。いつもより2人の距離が近いことに気づきながらも、そんな気持ちを悟られないようにして。
はい、本題に入りましょう。わんちゃんをどこにでも連れて行ける(誘導する)しつけです。ごほうびを握ってわんちゃんを誘導しましょう。
①ごほうびを握る
②わんちゃんに手の中にごほうびがあることを確認させる。
③わんちゃんの鼻の前に手を持っていき、手を動かす。
④手を動かすのに慣れたら、歩いてみる。
ある程度慣れたら、ごほうびを握らずにやってみるのもいいでしょう。
ごほうびのもつパワーは絶大ですね。小学生なんか特にそうですが、ごほうびが大好きです。「100点とったらカード買ってあげる」「成績表に△がなかったらゲーム買ってあげる」。目の前のごほうびに釣られちゃうのはわんちゃんだけではないようです。
ボディタッチをする
男性の肩に触れながら、または軽く叩きながら「もうちょっとやだ〜」とか言ったことありませんか。それは、罪な仕草5選に入ります。男性は素知らぬふりをしてますが、内心触れられたところがジンジンと気になっています。ボディタッチは相手をその気にさせるので、好きな人だけにしておきましょう。
はい、さて本題に移りましょう。わんちゃんへのボディタッチはいくらでもしてください。興奮を抑えるしつけにあります。ボディタッチというか「なでなで」ですね。足元にきた時や寝そうな時に、なでなでしてあげると気持ち良さそうにします。わんちゃんによって好きな部位があるので、額、頭、あご下、胴体など探してみるといいでしょう。なでなでしようとして、わんちゃんが少し引く仕草をしたら嫌がっているサインですので、控えてあげるといいかもしれません。
「オイデ」ができるようにする
仕事から帰ってきて疲れている時、悲しい時、彼が優しくおいでと言ったら胸に頭を預けたくなりますよね。「ポゴシポソ」てなんて言われたらもう彼しか見えなくなりますよね。・・・韓国ドラマの見過ぎですね。
はい、本題に移りましょう。「オイデ」は家から外に連れ出す時やドックランなどでは必須です。小さいうちから繰り返しやることで身につけさせておきましょう。やはり、これもごほうびを使います。基本的には上記のやり方と同じです。
①ごほうびが手にあることを確認させる。
②オイデと言いながら後ろに下がる。
きっとすぐにできるようになると思うので、次は遠くから「オイデ」と言って呼び寄せましょう。できたらごほうびを与えます。こういうトレーニングは1日5分で構いません。ですが、毎日やることが大事です。人間もそうですが、継続が大切です。
「マテ」ができるようにする
えさやおやつを出したらすぐにがっつくのは犬であっても品がありません。きちんと飼い主さんの指示で食べさせるようにしましょう。飼い主さんの品位も問われるかもしれませんw
①オスワリをさせる。
②ごほうびを30センチ離したところにおきます。手に持っていてもOK
③「マテ」と言って片方の手のひらをわんちゃんに向けます。
④「ヨシ」で食べさせます。
最初はすぐに食べようとするかもしれませんが、「ヨシ」を言うまではあげません。やり直しです。何回かやると、少し待てるようになります。最初はちょっと待てただけでもOKです。「ヨシ」をかぶせ気味に言ってごほうびをあげましょう。次第に「マテ」が長くなり、「ヨシ」で反応するようになります。これも毎日少しだけのトレーニングを続けましょう。
最後に
各パートで余談が多くなりましたが、わんちゃんとの関係を深めるための基本的なしつけをご紹介しました。人間もそうですが、一朝一夕で深められるものではありません。少しずつ深めていけばいいので、焦らず進めていきましょう。できた時の飼い主さんの嬉しそうな表情は、わんちゃんにとっても、嬉しいものです。これからもわんちゃんとの幸せな暮らしを応援しています。
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