教師と保護者の恋愛小説「わかっているけど」(40)

小説

淡路島旅行 おまけ

淡路島旅行の案内役をしてくれたIさん。

長谷川さんとは旧知の仲で、淡路で一緒に働いていた時の話をしてくれた。

どうも保険会社には面白い女性方がいたようだ。

エピソード1

あんな、一緒に働いてた時な同僚に警察によう捕まってる女がいててん。ほなな、車でお客さんとこ行く時にまたスピード違反で捕まってん。

ほしたら、その女な警察官に「あーもう。どうしてくれるの?お客さんとこ遅刻するやん!」て倍のスピードで走っていきよってん。

エピソード2

あんな、一緒に働いてた人でな、よう警察のお世話になってる職員がおってん。ほな入ったらあかんとこ曲がってもて警察に捕まってん。でな、また警察官に突っかかるわけ。突っかからな気がすまへん人やねん。

でな、ちょうど風邪気味で鼻止まらんかってんやろな。腹立ってるのもあって警察官がくれた箱ティッシュの紙全部その場で抜きよってん。

エピソード3

でな、何回も捕まるから点数ほとんどないねんな。そんな時にうちから見えるところによく警察張ってんねんやけど、いつも私んちくる時に捕まってる人がおってん。遅いな思てる時に電話かかってきて、「あんたどこおるん」聞いたら、「また捕まった」言うから窓あけたら、その人が捕まってんねん。

でな、警察官を罵倒しすぎて警察官に「これ以上は人権侵害になります」言われとったわ。

エピソード4

でな、捕まりすぎていよいよ点数無くなってんなw けど警察官が「まだ大丈夫です」て言いはるから、そのまま放っておいたら、明石のな本部の方から「罰金払う」か「交通整理の旗持ち」せぇ書いた通知きてん。

ほんで、明石まで行ってんけど、払うお金ないから、寒いなかヘルメット被って交通整理したらしいねん。妊娠中やのにw

それが腹立ったんか知らへんねんけどな、後日適当なこと言った警察官を会社まで呼び出して謝らせに来させててん。「適当なこと言うな」てw

普通せぇへんやろ。自分の違反でそうなってんのにw

うちの職場おもろい人多かってんけど、それ全部長谷川やねん。

多分淡路警察のブラックリストに載っとたであんた。

「長谷川さんにそんな時もあったんですねw」と言った瞬間に間違いに気づいた。

長谷川さんは、今も変わってない。

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